効率よく筋肥大するには筋トレ、食事、睡眠が
有名ですが細かい視点で見れば他にも
色々あります。
例えば「腸内環境」です。
腸と筋肉。一見、関係なさそうに見えるこの2つが
実は密接につながっています。
今回は腸内環境と筋肥大について解説します。
腸内環境が乱れると、筋肉も育たない？
腸内環境が悪化すると消化不良や便秘、
下痢、肌荒れなど、さまざまな不調が現れます。
これらの不調は栄養の吸収効率を
低下させてしまいます。
筋肉をつけるには十分なタンパク質やビタミン、
ミネラルを摂取する必要があります。
しかしどれだけ意識して食べても、
腸でうまく吸収されなければ意味がありません。
筋肉に影響を与える腸内細菌
腸は単に食べ物を消化吸収するだけでなく、
免疫の約70%を担っているとも言われています。
免疫力が落ちれば風邪をひきやすくなったり、
回復が遅くなったりして、
トレーニングの継続にも影響が出ます。
さらに最近の研究では腸内細菌が筋肉量や筋力に
影響を与えていることが報告されています。
特に注目されているのが「プロバイオティクス」と
呼ばれる善玉菌です。
プロバイオティクスが筋肥大をサポートする理由
プロバイオティクスは、腸内で善玉菌を増やし、
腸内フローラ（腸内細菌のバランス）を整える
働きがあります。
これにより消化吸収がスムーズになり、
摂取した栄養が効率よく
筋肉に届けられるようになります。
またプロバイオティクスは
短鎖脂肪酸という物質を生み出します。
この短鎖脂肪酸には炎症を抑えたり、
代謝を活性化させる働きがあるため、
トレーニングによる筋肉の損傷からの
回復をサポートします。
サプリで手軽に始められる腸活
腸内環境を整えるために必要なのは、
ヨーグルトや発酵食品などに含まれる乳酸菌・
ビフィズス菌などの善玉菌です。
しかし毎日食品から必要量を摂取するのは
意外と大変です。
そこで便利なのが
「プロバイオティクスサプリ」です。
まとめ
筋トレと腸内環境。
この2つの関係はあまり知られていませんが、
実は筋肥大を目指す上で無視できない要素です。
筋トレだけを頑張るのではなく、
「栄養が届く体づくり」にも
意識してみてください。
以上です。
