健康や体作りをサポートするための食事法として
インターミッテント・ファスティング(IF)が
注目されています。
この食事法は食べる時間と食べない時間を
区切ることで身体にさまざまな良い影響を
与えるとされています。
今回はIFを取り入れて筋肉維持と
脂肪燃焼する方法を紹介します。
インターミッテント・ファスティング(IF)の基本
IFとは一定の時間帯だけ食事を摂り、
残りの時間は食事を摂らないという食事法です。
最も一般的な方法は「16:8法」で
16時間の断食時間を設け、
残りの8時間の間に食事を摂るという
スタイルです。
例えば昼12時から夜8時までが食事を摂る時間で、
それ以外の時間は食事を控えるというものです。
IFの主なメリットは体内のインスリン感受性を
高めて脂肪燃焼を促進することです。
断食中は体が蓄積した脂肪を
エネルギー源として利用し、
体脂肪を効率的に減らすことが期待できます。
筋トレを行う場合は栄養補給が重要ですが、
IFをうまく活用することで筋肉の成長を促進し、
脂肪の減少もサポートできるかもしれません。
筋トレ前後の栄養摂取
筋トレを行う場合はトレーニング前後の
栄養摂取が特に重要です。
IFを実践している場合は食事のタイミングを
筋トレに合わせます。
つまり筋トレ前と筋トレ後に食事をとるように
調整します。
もちろん、食事内容は高タンパク質、
低脂質、適度な炭水化物を摂取します。
特に炭水化物を摂取する際は、
筋トレ前はバナナなどの吸収が早いものを
選び、それ以外の時間はオートミールなどの
吸収が遅いものを選べば腹持ちも
良くなります。
断食時間中の筋肉への影響
IFの断食時間中でも筋肉量の維持は可能ですが、
長時間食事を摂らないことで
エネルギー不足にならないよう、
トレーニングの強度を調整することが重要です。
具体的には高負荷な無酸素運動は控えて
中強度から低強度の
運動(最大心拍数の60~80%)を行います。
このIFでは高負荷だと炭水化物が足りなくなり、
筋肉が分解されてしまう可能性があることを
特に意識する必要があります。
まとめ
IFと筋トレを組み合わせることで
脂肪燃焼と筋肉の成長を同時に
実現することが示唆されています。
断食時間中に体脂肪を減少させ
食事時間帯に筋肉の成長に
必要な栄養素を補給することで、
効率的な体作りが可能になります。
特に16:8法では8時間の間に必要な
栄養を摂取できるため、
脂肪燃焼と筋肉の維持をしやすい状態を
作り出せます。
正しい方法で実践して
健康的な体作りを目指しましょう。
以上です。