ジムにはトレーニングルームの他に、
お風呂やサウナを設置している場所があります。
お風呂は汗を流すからと理由はわかると
思いますがサウナについてはトレーニングと
関係が無いように思うかもしれません。
しかし筋トレ後のサウナは
オススメ出来る点があります。
今回は筋トレ後にサウナを取り入れるメリットと、
その効果を最大限に活用する方法に
ついてご紹介します。
筋トレにもサウナにも興味がある人は
ぜひ参考にしてください。
筋肉のリラックスと回復を促進
筋トレを行った後、
筋肉は微細な損傷を受けています。
この損傷から回復する過程で筋肉が強くなり、
理想的な体が作られます。
しかし回復には時間がかかり、
十分な休息や血流の改善が必要です。
サウナの高温環境は、
筋肉の血行を促進する効果があります。
血流が良くなることで、
筋肉に酸素や栄養が届きやすくなり、
筋肉の修復が早まります。
また、サウナで汗をかくことによって、
筋肉の緊張がほぐれ、
リラックスすることができます。
これにより筋肉の回復が促進され、
翌日の筋肉痛が軽減されることが期待できます。
疲労回復とストレス解消
筋トレ後は肉体的な疲れだけでなく、
精神的なストレスも感じることがあります。
サウナには副交感神経を刺激して
リラックスを促進する効果があります。
サウナに入ることで心身がリフレッシュされ、
筋トレの後に溜まった疲れや
ストレスを解消することができます。
サウナでのリラックス効果は、
睡眠の質にも良い影響を与えます。
質の良い睡眠は筋肉の修復と成長を助けるため、
サウナによって得られる睡眠の質の向上は、
筋トレの効果を最大化するために重要です。
デトックス効果で体の不純物を排出
サウナに入ると大量の汗をかきますが、
この汗には体内の老廃物や毒素が
含まれています。
筋トレで体にたまった乳酸や老廃物も
サウナで排出されるため、
体がリフレッシュされると同時に、
筋肉の回復を促進します。
サウナでのデトックス効果は、
美容や健康にも良い影響を与えるため、
筋トレ後のサウナはトレーニング効果を
高めるだけでなく、
体全体の健康をサポートします。
筋肉痛の軽減と予防
筋トレ後に訪れる筋肉痛、
いわゆる「遅発性筋肉痛（DOMS）」は、
筋肉の修復過程で生じます。
筋肉が修復される過程で
痛みを感じますが、
サウナでの温熱効果は、
筋肉の硬直を和らげ、
痛みを軽減することができます。
サウナによる温熱効果で血流が改善されるため、
筋肉痛の予防にも効果があります。
翌日に筋肉痛がひどくなるのを防ぐために、
筋トレ後にサウナを利用するのは有効です。
サウナを活用するための注意点
ただしサウナを効果的に活用するためには、
いくつかのポイントがあります。
ここでは筋トレ後のサウナの入り方について、
ポイントを紹介します。
サウナ前に十分に水分補給を行う
サウナに入ると大量に汗をかくため、
脱水症状になるリスクがあります。
筋トレ後も水分を失っているため、
サウナに入る前にしっかりと
水分補給を行いましょう。
水だけでなくスポーツドリンクや
電解質を含む飲み物を摂取することで、
体内のミネラルを補給することができます。
サウナは適度な時間で切り上げる
サウナに長時間入りすぎると体に負担がかかり、
逆に疲れが取れない場合があります。
筋トレ後にサウナに入る場合は
15〜20分程度を目安に、
適度な時間で切り上げるようにしましょう。
まとめ
筋トレ後のサウナは筋肉の回復を早め、
筋肉痛を軽減し、リラックスすることで
次の日のトレーニングに備えることができます。
またサウナによるデトックス効果や
心身のリフレッシュも、
トレーニングの質を高めるためには欠かせません。
サウナは身体の負荷が大きいので
すべての人に合うわけではありませんが、
気になった人は試してみてください。
以上です。
