プールで休むと脂肪が増えるということは
聞いたことがありますでしょうか。
私は聞いたことがなかったので驚きました。
最近は週に1度、脂肪を減らすために
水中でウォーキングしていたので
目的と真反対だと思いました。
結論を言えば、水中で運動していれば問題ないのですが、
今回はプールで休むと脂肪が増える理由と対策について
記載します。
筋肉と脂肪の役割の違い
まず始めに筋肉と脂肪の役割について
解説します。
筋肉は私たちの体を動かすだけでなく、
熱を作る役割も持っています。
これは筋肉を動かすときにエネルギーを
消費する過程で熱を発生させるからです。
これが消費エネルギーです。
例えば寒いときに体が震えるのは
筋肉が動かして体温を上げようとするためです。
脂肪はエネルギーを蓄える役割はありますが
熱は作らないです。
脂肪は体を冷やさないように保護する
断熱材のような役割を果たします。
プールが脂肪増加につながる理由
プールの水温は通常、体温よりも低い20~30℃程度です。
水は空気よりも熱伝導率が高く、
体は水中にいるだけで熱を奪われます。
これにより何もしなくても体温を維持するために
エネルギーを消費しますが、
同時に脂肪を蓄える準備も始めます。
これは脂肪が寒さから体を守るために
エネルギーを蓄えようとする体の防衛反応です。
盲点ではプールサイドで長時間休むことも
脂肪増加の一因です。
水から上がると体は急激に冷え、
その冷えを補おうとして
脂肪を蓄えようとするためです。
水から上がる時はタオルで体を
拭いて冷えを抑えるようにしましょう。
ここでのまとめは、
筋肉を動かしている時間が少ないと
熱を作るエネルギーの消費も減少するため、
エネルギーが脂肪として蓄えられる
可能性があるということです。
脂肪増加を防ぐための対策
脂肪増加を防ぐための対策は
水中では動いてエネルギーを
使うことです。
水中での運動は全身の筋肉を使い熱を作り、
代謝を上げて脂肪の蓄積を防ぐことができます。
これにより筋肉量を維持、増加することができます。
また泳ぐだけでなく水中ウォーキングなど、
筋肉に負荷をかける運動も効果的です。
しかし水中で休みすぎると
先ほど説明したように筋肉の活動が減少し
代謝も低下して脂肪を蓄えてしまいます。
なのでプールでの休憩は短くすることを意識しましょう。
まとめ
水中で運動していれば消費エネルギーが大きいので
脂肪燃焼されますが、
休んでいると寒さから体を守るために脂肪が増えることを
解説しました。
プールで運動する人の豆知識になれば
嬉しいです。
以上です。