冷え性の悩みが実は筋肉量と関係があることを
知っていますか?
冷え性は女性に多いと思われがちですが、
実は男性でも年齢とともに感じやすくなって
いくものです。
つまり全員に冷え性が訪れる可能性が
あるということです。
今回は筋肉と冷え性の関係、
そしてなぜ筋トレが冷え性改善に
効果的なのかをご紹介します。
冷え性の原因は「筋肉不足」?
私たちの身体は体温を保つために
熱を生み出す必要があります。
その熱の多くは筋肉で作られています。
運動をすると体が温まるのは、
筋肉が熱を発しているからです。
ところが筋肉量が少ないと、
その「熱を作る力」自体が弱くなります。
特に下半身の筋肉は身体全体の筋肉の
約7割を占めており下半身の筋肉が減ると
血流も滞りやすくなり、
末端冷え性の原因になります。
また筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれる
ふくらはぎを中心に血液を心臓に戻す
ポンプの役割も果たしています。
筋トレで身体が「内側から」温まる
どうすれば冷え性を改善できるのか。
その答えが「筋トレ」です。
筋トレを行うと筋肉量が増えるだけでなく、
基礎代謝もアップします。
基礎代謝が上がれば、
身体は自然と熱を生み出しやすくなり、
寒さに強い体になります。
特におすすめなのは、
スクワットやランジなどの
下半身を鍛えるトレーニング。
これらは大きな筋肉を動かすため、
熱の発生量が多く冷え性対策に
効果的です。
私も冷え性でまだ効果を実感できるほどの筋肉は
付いていませんが筋トレを継続することで
平熱が35℃後半から36℃前半まで上がったので
徐々に冷え性が改善されていると思っています。
継続が鍵、でも無理なくスタートを
ハードな筋トレを始める必要はありません。
自重でのスクワットを1日10回、
朝晩に分けて行うだけでも効果はあります。
仮に1度に20回もスクワットを行えば
汗をかく人も出てくると思います。
それほど筋肉が熱を出しているということです。
筋トレによって「運動する習慣」が身につくと、
筋肉を成長させることに意識が向いて
筋肉について勉強するかもしれません。
そうすると睡眠の質を意識したり、
食事内容を見直し始め、
冷え性以外の健康面にも良い影響が出てきます。
まとめ
冷え性に悩んでいるなら、
エアコンで温度調整も良いですが、
筋肉にも注目してみてください。
筋トレによって筋肉量を増やせば、
体温を上げる力がつくだけでなく、
血流も改善され、
冷えの原因を根本から改善できます。
筋肉による冷え性改善を
試してみてはいかがでしょうか?
以上です。