1日を過ごしていると
「最近なんだか姿勢が悪い気がする」、
「長時間座ってると腰が重くなる」
そんな違和感を感じたことはあるとおもいます。
もしかすると背骨まわりの筋肉が
弱ってきているサインかもしれません。
特に現代人が見落としがちなのが
「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」と
呼ばれる背骨に沿って伸びている
インナーマッスルの一群です。
この筋肉は体の軸を支える重要パーツなんです。
今回は脊柱起立筋について解説します。
脊柱起立筋とは?ざっくり言うと「体幹の柱」
脊柱起立筋は背骨の両脇に沿って
頭から骨盤まで走っている筋肉群の総称です。
これがしっかりしていると、
姿勢が良くなる
腰の負担が軽減される
デスクワーク中の疲労が減る
という見た目にもパフォーマンス的にも
大きな恩恵があります。
逆にここが弱ると猫背・腰痛・疲労感・
ポッコリお腹の原因にもなります。
背骨まわりを鍛えるにはどうすればいい?
脊柱起立筋を鍛えるには、器具を使わず
自宅でも十分にトレーニング可能です。
例えば以下のようなトレーニングがあります。
バードドッグ
体幹+背骨の安定性を高める鉄板トレーニング。
やり方:
四つん這いになる
右手と左足を同時にまっすぐ伸ばす
そのまま3〜5秒キープ
反対側も同様に繰り返す
スーパーマン
脊柱起立筋によく効きます。
やり方:
うつ伏せに寝る
両手両足を同時に上げて反らす
5秒キープしてゆっくり戻す
10〜15回×2〜3セット
ヒップリフト
お尻と背中を同時に使える初心者向けメニュー。
やり方:
仰向けで膝を立てる
お尻をゆっくり持ち上げて体を一直線に
数秒キープして戻す
姿勢が変われば、印象も体調も変わる
背中の筋肉は服で隠れていますし、
腕や胸の筋肉のように服の下からでも筋肉が
見えるわけでも無いので、
「見えない筋肉を鍛えて何になるの?」と
思うかもしれません。
しかし背骨周りの筋肉を鍛えることで、
姿勢、疲労感、動きの質、見た目の印象まで
変わってきますので重要な筋肉です。
何より猫背で腰が痛くなるのは、
筋トレをする、しないに関わらず
解放されたい悩みだと思います。
まとめ
背骨まわりを支える「脊柱起立筋」は体の軸です。
器具を使わないと鍛えられないと
思うかもしれませんが自宅でも
鍛えることが出来ます。
鍛えることで「正しい姿勢と疲れにくい体」は
手に入ります。
始めは背中に効いているか感じることが難しくて
不安になるかもしれませんが、
続けていくうちに背中に効いている感覚を
掴むことが出来ます。
姿勢で悩んでいる人は背中を鍛えてみては
どうでしょうか。
以上です。