筋トレの成果が変わる?「マインドマッスルコネクション」の科学的な話

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筋トレ

「筋トレしてるのに、あまり筋肉がつかない」、
「効いてる感じがしない」、
そんな悩み、実は珍しくありません。

私も始めは背中が効いている感じが
分かりませんでした。

その原因のひとつとして近年注目されているのが
マインドマッスルコネクションです。

これは簡単に言うと鍛えている筋肉に意識を
集中させることでトレーニングの効果を
最大化させるという考え方です。

実は科学的な研究でもその効果が
確認されつつあります。

マインドマッスルコネクションとは?

筋トレ中に鍛えている筋肉に
意識を向けて動かすことで、
神経系の働きが活性化され、
筋繊維への刺激がより強くなる。

これがマインドマッスルコネクションの
基本的な仕組みです。

逆にただ「重りを上げる」ことだけを
意識してしまうと、
関係のない筋肉が補助的に働いてしまい、
狙った部位への刺激が分散してしまうのです。

科学的研究でも裏付けあり

アメリカのネブラスカ大学の研究では、
被験者にアームカールを行わせる際、
一方のグループには上腕二頭筋を意識して
持ち上げるよう指示、
もう一方にはただウェイトを持ち上げるよう指示
というふうに分けて実験を行いました。

結果は意識して筋肉を動かしたグループの方が、
筋電図(EMG)による筋活動が高かったのです。
つまり意識の違いだけで同じ動作でも筋肉への
刺激に差が出ることが証明されました。

またカナダの研究チームによる別の実験でも、
被験者に8週間の筋トレを行わせたところ、
筋肉に集中して行ったグループのほうが、
狙った筋肉の筋肥大が大きかったという
結果が出ています。

どうすれば「意識して筋肉を使う」ことができるのか?

ポイントはフォームを完璧にすることよりも
「感じる」ことを重視すること。

次のステップを意識してみてください。

軽めの重量でフォーム確認
まずは無理のない重量で狙った筋肉が
しっかり動いているかを確認。
軽すぎない重量にするのがポイントです。

スロートレーニング
動作のスピードをゆっくりにすることで、
筋肉の動きを感じやすくなります。

鏡を使って目視+意識のダブルチェック
動いている筋肉を目で見ながら
トレーニングすることで、
脳とのつながりが強化されます。

補助筋に頼らないよう注意
たとえばベンチプレスで肩や三頭筋が主に
動いてしまっている場合、
大胸筋の意識が抜けている証拠。

筋トレ中に「どこが今動いているか」を
感じながら行うことで、
自然とマインドマッスルコネクションは
鍛えられていきます。

サプリで神経系の働きをサポート?

実はこの「筋肉と脳のつながり」を
サポートする栄養素も存在します。

たとえば:

クレアチン
筋力向上だけでなく神経伝達にも関与

アルギニン
血流を促進し筋肉への酸素供給をスムーズに

BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)
集中力とパフォーマンスを維持する

こうしたサプリは効かせたい筋肉に集中する
ための身体的な土台を整えるのに役立ちます。

まとめ

筋トレは単なる肉体作業ではありません。
「何を、どこに、どう効かせるか」を
意識することで結果はまったく変わってきます。

マインドマッスルコネクションを知れば
意識が筋肉を育てるということに気づきます。

筋肉との対話を始めた瞬間から、
あなたの筋トレは変わり始めます。

以上です。

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